2024/08/11
TechRAMEN 2024 Conference に自動テストネタで登壇 & スタッフとして参加してきた記録です。
北海道旭川市で初めて開催された IT カンファレンスです。その名も TechRAMEN。
旭川はほど良い大自然に囲まれた平和な街なのですが、最近は時々印象強めの暗いニュースがあるせいで、本州の人から心配されることもあるとかないとか。自分としても何か旭川の印象を変えることができないか考えていた中、このようなイベントに参加してくれた人に少しでも明るい印象を残すことができるはずなので、旭川の民としてコアスタッフの方には本当に感謝です。
重い話はさておき、自分としても旭川に引っ越して旭川ゆるい勉強会といういい感じのコミュニティに出会い、1 年後にこんな大規模イベントが開催され、ちょうど 1 年くらい社内でテスト自動化に力を入れていて一番参考にしている t-wada さんがゲストスピーカーとして発表してくれる、実際に t-wada さんが発表を見に来てくれるという嬉しい奇跡が連続しています。全ての運命を手繰り寄せたかのような自分の豪運が怖い。
テックタッチ社のフロントエンドチームの中でクオリティチームというサブチームの中で自動テストを増やすための取り組みに力を入れていました。その取り組みもいくつか貯まり成果も出てきたので、t-wada さんも参加する会に自動テストのテーマで出すことにドキドキしながらプロポーザルを提出しました。無事採択してもらえたので地元旭川勢として良い発表が出来るように気合いを入れて発表資料を作りました。
https://www.docswell.com/s/92thunder/K22LPR-2024-07-30-183111
発表の初めの方で t-wada さんが来てくれて緊張が高まりましたが、頷きながら話を聞いてくれたので心強すぎる安心感でリラックスしながら発表することができました。
https://togetter.com/li/2409556?page=69#h1717_0
Togetter まとめありがとうございます!!
自社の良い取り組みを知ってもらうとともに、聞いてくれた人の現場でも参考にできそうだったようで、発表で狙っていた目標は達成できました。DevOps は名前から感じるかっこいい印象とは裏腹に、実際はチームと対話しながら1つ1つアイデアをチームに導入して課題を解決する取り組みが多いです。成果が出るまでの道のりは短くないですが、参考にできる取り組みや実際に取り組んでいる人から勇気を貰えることはあると思うので今後もそういった発表をしていきたいと思います。
元々は当日スタッフとして 2 日間のお手伝い参加のつもりだったのですが、運営 Discord で Web サイトにタイムテーブル載せたいなどと提案したところ、スムーズに GitHub の招待が届き Web サイト担当の 1 人に加わることになりました。やったことはタイムテーブルのリンク追加とラーメン応援団(個人)の追加だけですが、お祭りの準備感があって楽しかったです。Astro の素振りしてたので役に立てて良かったー。
当日スタッフとして、設営 & お片付けや発表のタイムキーパーや自分の発表も含む司会を担当しました。担当した役割は特等席で発表を見られるもので、担当以外の時間は参加者として楽しんでくださいと言われていたのでずっと発表を聞くことができて役得でした。他のスタッフや FuraIT の富良野勢とも知り合うことができて良かったです。
普段聞けない分野の話もあり、どのセッションも興味深かったです!旭川で全国レベルの話が聞けるイベント最高すぎる!
特に印象に残ったセッションについて紹介します。
ひとりのプログラマ、問題解決者としての原理原則とワークフロー
【パネルディスカッション企画】ゆるいエンジニア相談室 ~あずましい開発組織とは ~
道北というそこまでアクセスの良くない土地で、スポンサーを多く集めない予算の中で、100 人を超える規模での IT カンファレンスを開催し、その中にも tomio さんを始めとしたコアスタッフメンバーの思想がうまくデザインされ、非常に熱気を感じるカンファレンスになったと思います!
今後も旭川や北海道に留まらず、全国に登壇できるような経験や取り組みを発表して、旭川から IT コミュニティの波を盛り上げていきたいと思います。